梅田スノーマン
フェスティバル
徹底レポート!
2016年12月
第3回となる今回のまちレポでは、梅田の冬の風物詩となっている「梅田スノーマンフェスティバル2016」について、様々な視点でレポートしてまいりたいと思います!
梅田スノーマンフェスティバルにご参加された方やご興味がある方は必見です!
梅田の冬の風物詩をめざして
まずはじめに「梅田スノーマンフェスティバル」の目的についてご紹介します。
毎年11月下旬から12月下旬にかけて、梅田の至るところでスノーマンを見かけると思います。「梅田スノーマンフェスティバル」は、梅田の冬の風物詩をめざして、2010年から始まり、2016年に7回目を開催しました。
イメージキャラクターである「スノーマン」は、子どもの頃に感じたわくわく感や温かみのある手作り感、そして雪の「集合体」という意味で、梅田の冬のシンボルにピッタリのキャラクターです。「梅田スノーマンフェスティバル」では、梅田の駅や商業施設、病院、ホテルなど、梅田の街中にたくさんのスノーマンが登場します。
また、街中にスノーマンが登場するだけでなく、梅田のにぎわいづくりとして、各所でのワークショップや音楽ライブを実施し、梅田の街を盛り上げます。
梅田にこられた際、「あ、なんか冬っぽいな」と思って頂けたら、それは想いが皆さんに伝わった瞬間だと思います。
次項以降では、梅田コネクトを運営する梅田地区エリアマネジメント実践連絡会が、梅田スノーマンフェスティバルを通じて行う取り組みについてご紹介します。
梅田地区全体で
作り上げるイベント
「梅田スノーマンフェスティバル」は、梅田に拠点のある多くの企業や施設管理者、学校のご協力のもと開催されています。
梅田スノーマンフェスティバルの定番のコンテンツである「街中がスノーマン」では、梅田地区の施設や店舗でスノーマンをモチーフにした館内装飾を行っていたり、スノーマンにちなんだ可愛らしいフードメニューを提供したりと、梅田の街中がスノーマンであふれかえります。また、毎回人気のある「スノーマンラリー」では、スノーマンを探しながら、梅田の街全体を皆さまに巡って頂けるよう、毎年50箇所以上の施設でスタンプを設置しています。
そして、イベント期間中の毎週土日・祝日には梅田にある広場での公共空間で音楽ライブやスノーマンの小物づくりなどのワークショップを開催し、冬の梅田を歩いて楽しくなるよう賑わいづくりに取り組んでいます。このイベントを通じて、梅田全体における賑わいづくりや「訪れたい街」を目指したブランディング活動に、梅田地区に関係する方と一緒になって取り組んでいます。
魅力的な公共空間づくり
をめざして
梅田スノーマンフェスティバルの主催の一員である梅田地区エリアマネジメント実践連絡会では、イベントを通じて梅田地区の魅力的な公共空間づくりを目的とした様々な活動に取り組んでいます。
今回開催した「梅田スノーマンフェスティバル2016」では、オープニングイベントを開催する前に梅田地区全体の公共空間においてごみ拾いを一斉に行う「クリーンアップ」や道路空間(歩道)のブラッシング清掃「梅田まち洗い」を実施しました。この取り組みは梅田にお越しのお客様に少しでも快適な時間を過ごしていただきたいという思いを込め、梅田地区の地域の方々やオフィスワーカー、学生と共に実施した取り組みです。
また、梅田スノーマンフェスティバル2016の一部週末には、公共空間を活用した賑わいづくりに取り組んでおり、例えば、NU茶屋町東側道路(旧能勢街道)を車両通行規制の上、道路上で音楽ライブを開催したり、ディアモール大阪のファッショナブルストリートでは巨大なクリスマスツリーに雪が舞っていたり、さらに、うめきた2期の道路に接する仮囲いの一部を活用し、プロのアーティストとともにお客様に参加していただきながらアート作品を制作する参加型の「スノーマンライブペインティング」も実施しました。
多くの関係者の方と共に、公共空間を様々な形で活用する取り組みを積み重ねることで、梅田の新たな魅力となる公共空間をつくってきたいと考えています。
梅田地区の活性化をめざして
梅田スノーマンフェスティバルも年々、梅田に関係する企業や施設管理者、学校との連携イベントが増えています。
例えば、今年、大阪ステーションシティ5階時空の広場で大阪市北消防署と連携して行った「防災講習会」では、日頃から梅田地区を管轄する消防署職員の方々に、梅田地区の防災・減災意識の向上を目的とした、心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ会を行って頂き、通行人の方をはじめ、多くの一般の方々にご参加頂きました。
また、大阪市北区役所と大阪市建設局主催のクリーンキャンペーンでは、違法駐輪をなくし駐輪場の利用を促す啓発活動を行い、イベントをより楽しんで頂ける環境づくりに取り組んでいます。
また、関西の主要テレビ局であるMBSによる、アナウンサーによる朗読が楽しめる「コトノハ ものがたりの世界」という人気イベントも梅田スノーマンフェスティバルに併せて開催されました。
そのほかにも大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部によるダンボール製スピーカーで音楽を楽しめるダンボール音楽カフェスペース「すのーまん歌劇」や、宝塚大学芸術学部による工作系ワークショップ「デコるスノーマン」、またECC国際外語専門学校ホテルコースによる「復興チャリティカフェ カフェ・ラポール」ではお客様の飲食代金を福島県へ全額寄付する取り組みも行われ、企業だけでなく、梅田にある大学や専門学校との連携も増えてきています。
今後も梅田スノーマンフェスティバルを通じて様々な企業や施設管理者、学校と共に、梅田を盛り上げていきたいと考えています。また、イベントへの参加をきっかけに、梅田の新たな魅力に出会い、愛着をもって頂けたらと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
梅田地区エリアマネジメント実践連絡会の活動を取り上げた今回のまちレポはいかがでしたか?
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次回のまちレポは「エリアマネジメントシンポジウム2017in関西」を特集予定です。お楽しみに!