梅田地区
エリアマネジメント実践連絡会
活動レポートをお届け!
2016年11月
第2回目となる今回のまちレポは、「梅田ゆかた祭」や「梅田スノーマンフェスティバル」を運営する「梅田地区エリアマネジメント実践連絡会」についてです。よく頂くご質問にお答えしながら、活動の内容や目的、今後についてお伝えしたいと思います!
これまであまり公開してこなかった活動の内側についてもレポートしていきます。梅田にご興味がある方は必見です!
梅田地区エリアマネジメント
実践連絡会とは?
西日本旅客鉃道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、一般社団法人グランフロント大阪TMOの4者で運営する任意団体です。
この4者はそれぞれ梅田で大規模な開発プロジェクトを進めています。たとえば、2011年に開業した大阪ステーションシティ、2012年に建て替えが完了した梅田阪急ビル、2013年に開業したグランフロント大阪、そして2022年に竣工予定の梅田1丁目1番地計画などです。
梅田は、7駅12路線が集積し、全国でも有数のオフィス街であり、大規模な商業施設が集積する地区です。この魅力ある梅田にゆかりの深い4者が、梅田をもっと魅力的で、賑わいのあるまちにするため、様々な活動を連携して、「実践」しています。
どのような目的で
活動を行っているのですか?
梅田の競争力、集客力、地域力を高め、持続的な発展をめざして様々な活動に取り組んでいます。はじめに、梅田の魅力や強み、課題や弱みについて議論を重ね、活動の指針となる「コンセプトブック」を作成しました。「コンセプトブック」の中では、私たちが考える「目標とする梅田の将来像」を考え、8つの戦略※を考えました。それぞれの戦略から3つのステップ※に分け、活動が発展していくよう取組み目標を段階的に定めています。
(※詳細は下記リンクの「コンセプトブック」をご覧ください。)
季節の風物詩となりつつある「梅田ゆかた祭」や「梅田スノーマンフェスティバル」といったエリアイベントもコンセプトブックで定めた戦略や取組み目標をもとに毎年、活動内容を工夫しています。梅田で楽しみ、より愛着をもって頂けるよう企画していくのはもちろんのこと、イベントを通じて様々な側面からエリアマネジメント活動を先行的・実験的に「実践」していくことで、梅田の更なる価値向上に努めています。
どのように
運営しているのですか?
実践連絡会は図のような体制で運営されています。「梅田ゆかた祭」や「梅田スノーマンフェスティバル」はそれぞれワーキング(WG)を組成して検討を進めています。
現在、WGは全部で3つあり(スノーマンWG、ゆかた祭WG、WEBサイトWG)、事務局の幹事を含めそれぞれ4者が持ち回りで幹事を担当しています。その他の活動は時々に応じて分担して取り組んでいます。
図のように様々な会議体がありますが、例えばスノーマンWGは、次のように進めています。
まず「総会」で活動方針と予算が承認され、「梅田スノーマンフェスティバル実行委員会」を組成します。3月頃からイベントが始まる11月頃まで隔週毎、およそ20回程度のWGで議論を進め、企画内容を検討していきます。イベントが開催された後には、今後に繋がる課題などを洗い出し、イベントの更なるブラッシュアップへ繋げていきます。
また、総会や事務局会議や幹事会では、WGに関すること以外にも、各WGの活動がコンセプトブックで定めた戦略や取組み目標に沿っているかを確認したり、実践連絡会の今後の活動方針等について議論を行っています。
今後について教えてください!
梅田をもっと魅力的で賑わいのあるまちにするために、より多くの公共空間をイベント等で活用したり、梅田の魅力を世界に情報発信するなど、新しいことにも積極的に挑戦していきたいと考えています。
「歩くだけで賑わいを感じる」
「街に出るたびにワクワクする」
「最近、梅田のまちが魅力的になってきた気がする」
少しでもそう感じてくれる人が増えることが私たちの目標です。これからも引き続き活動を続けていきたいと思っています。
そしてできることなら、このレポートをご覧頂いているみなさんと一緒に梅田を盛り上げていきたいと考えています。
最後までご覧頂きありがとうございました。
梅田地区エリアマネジメント実践連絡会の活動を取り上げた今回のまちレポはいかがでしたか?
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